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速読法の基礎知識文字を認識する視野の中心について
本の文字など、細かなものの判別は、視野の中心で行っています。
そのため、この領域をいかに広げられるかが、速読のスピードアップに
大きく影響してくると言えるでしょう。
人間の視野は、中心部が、一番ハッキリとものごとを認識できます。
そして、中心から外側に向かうにつれて、徐々にぼやけていき、
視野の外のものは、全く見ることはできません。
本を読むときは、主に、視野の中心で文字を認識するため、
この領域が広ければ広いほど、一度にたくさんの文字を認識できます。
音読をともなう通常の読み方では、認識できる文字が増えても、
スピードは頭の中で読み上げる音声のスピード次第ですが、
速読は、音読をしないで読んでいくので、
視野の中心に入った文字は、即、認識につながると考えていいでしょう。
速読の場合は、「文字を見る」が「認識できる」にかなり近いですから。
そのため、視野の中心をトレーニングによって広げてやれば、
一度に、目に飛び込んでくる文字数が増えることになり、
速読のスピードも上がることになるでしょう。
速読で本を読む場合、視野の中心部を、
できる限り、小さい動きで、ページ上を移動させていく必要があります。
この動きが、小さければ小さいほど、
ムダな動きがなくなるため、スピードは上がります。
速読では、最初、1行を2〜3ブロックにして読んでいきますが、
レベルが上がってくると、1行を同時に読んだり、
数行を同時に読んだりしていきます。
このように、レベルが上がれば上がるほど、視野を広く保つかわりに、
目の動きが少なくてすむような読み方にしていくわけです。
目の動きが少なくてすめば、単位時間当たりに見ることができる
文字数が増えて、スピードも上がっていきますので。
実用以上の速読を目指すなら、
このような読み方が必要になってくるでしょう。
